Netflixオリジナル作品である『ブラック・ミラー』。
エミー賞受賞:最優秀テレビ映画賞・脚本賞となっています。
『ブラック・ミラー』は一話完結型のドラマとなっており、近未来の世界で生きる人々を描いている作品です。
今回は記憶に関するお話。
Netflix『ブラック・ミラー』シーズン1−3「人生の軌跡のすべて」の内容
この世界では耳の裏あたりに埋め込んでいるチップに記憶を残しておける。
自分だけで脳内で見ることもできれば、ディスプレイに映し出して他人と共有することもできる。
まるでビデオカメラで撮ったものを見るように。
幼い子供が自分たちのいない間にみていたものだって見ることができる。
主人公はある日、友人同士のパーティーに参加参加することになった。
妻は先に参加しており、主人公が登場すると他の男性と仲良く話しているところだった。
その後普通にパーティに参加し、家へ帰る。
しかし、主人公はパーティー中の妻の言動に不安を覚えた。
到着した時に妻が仲良く話していた男性のことだ。
彼は家に着いてから、妻に色々と問いただす。
過去にどう言う関係だったのかなどなど?
主人公は朝まで飲み続けその相手の家に押しかける。
俺の妻との行為の記憶を消せ。
ディスプレイにそのフォルダを表示させて消させたのです。
のちに記憶を再生し、よくよく見るとあることに気づいてしまったのです。
そのフォルダに表示させていた記憶の一つが18ヶ月前。
これはすでに結婚していた時期だった。
しかも、夫婦の寝室で行為が行われていた。
フォルダの画像サムネイルに寝室に飾ってある絵が写っていたのだ。
帰って、妻を問いただし、離婚することとなりました。
Netflix『ブラック・ミラー』シーズン1−3「人生の軌跡のすべて」の考察
皆さんは記憶をすべてデータに残せるなら残したいですか?
残したくないですか?
男女の関係が非常に面倒そうですよね。
誰にだって知られたくない過去があると思います。
それが最愛の相手だろうと。
今回の話で冒頭にあった、会社での契約更新の話で記憶を再生されると言う話が出てきました。
恐ろしい社会ですね。
でもそのうち、これくらい当たり前になってものすごい監視社会になるかもしれませんね。
もしかしたら自分のチップだけではなくどこかで記録されるようになるかもしれません。
記憶チップの埋め込みが強制される時代がもしかしたらくるかもしれません。
確かに便利になることもたくさんあると思います。
犯罪の面では大きく貢献するでしょうね。
記憶から犯人の顔を割り出せば捕まえるのも容易になると思います。
でもデメリットだってたくさんあるはずです。
いろんな技術の発展で便利になることはたくさんありますが、それは幸せなんでしょうかね?